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職務経歴書が書けなくて転職活動を始められないとき|まず1時間で下書きする手順

2026年10月15日公開

この記事でわかること
・職務経歴書は「下書き→直す」の2段階で作れば止まらない
・1時間を4つに分けて、白紙から下書きまで進める手順
・「書くことがない」と感じたときの言葉の見つけ方

転職したい気持ちはあるのに、職務経歴書の画面を開くと手が止まる。そのまま数週間たってしまう人は少なくありません。

止まる原因の多くは「最初から完成品を書こうとすること」です。この記事では、1時間で下書きまで進める手順を紹介します。

目次
1. 書けない理由は「いきなり完成させようとする」から
2. 1時間で下書きを作る4ステップ
3. 「書くことがない」と感じたときの見つけ方
4. 下書きができたら、人に見てもらう
5. 手が止まりやすい3つの場面
6. まとめ

書けない理由は「いきなり完成させようとする」から

職務経歴書に法律で決まった書式はありません。ハローワークも複数の形式の見本を出していて、自分に合う形を選んでよい書類です。

それでも書けないのは、「何を書けば評価されるか」と「どう書けばきれいか」を同時に考えてしまうからです。2つを一度に考えると、どちらも決まらずに止まります。

最初の1時間は「中身を出し切る」だけ。言い回しや見た目を整えるのは、次の日でかまいません。

ハローワーク梅田の案内では、会社が知りたいのは経歴そのものより「能力」だとして、職務経歴書を「職務能力書」のつもりで書くよう勧めています。つまり、立派な実績より「何ができる人か」が伝わればよいということです。

1時間で下書きを作る4ステップ

0〜15分書き出す 15〜30分数字を足す 30〜45分要約3行 45〜60分流し込む 整えるのは翌日。今日は下書きまで

ステップ1(0〜15分):やってきた業務を全部書き出す

スマホのメモで構いません。入社してから担当した仕事を、思いつく順に箇条書きにします。「電話対応」「議事録づくり」のような小さな業務も、この段階では全部書きます。

思い出せないときは、カレンダー、送ったメール、日報、使っていたツールを見返すと出てきやすくなります。

ステップ2(15〜30分):数字と工夫を1つずつ足す

書き出した業務のうち、時間をかけたものを3〜5個選び、次の2つを足します。

売上のような成果の数字がなくても大丈夫です。「どれくらいの量を、どう回していたか」が伝われば、仕事の規模が相手に見えます。

ただし、数字は思い出せる範囲の事実だけにしましょう。盛った数字は面接で深掘りされたときに答えられなくなります。

ステップ3(30〜45分):職務要約を3行で書く

職務経歴書の冒頭に置く、全体のまとめです。採用担当者が最初に読む部分なので、ここだけは先に形にしておくと気持ちが楽になります。次の型に当てはめるだけで十分です。

1行目:〇〇株式会社に入社し、〇〇部で〇〇を担当(期間)
2行目:主に〇〇と〇〇を行い、〇〇を工夫してきた
3行目:この経験を活かして、〇〇の仕事に挑戦したい

ステップ4(45〜60分):ひな形に流し込む

ハローワークでは、職務経歴書の作成例(簡易形式・詳細形式・表形式など)を配布している所があります。転職サイトのひな形でも構いません。ステップ1〜3で出した材料を、項目ごとに貼り付けていきます。

この時点で文章がぎこちなくても問題ありません。「白紙ではない」状態を作ることが、この1時間のゴールです。

「書くことがない」と感じたときの見つけ方

入社1〜3年目だと「人に言えるような実績がない」と感じやすいものです。そんなときは、見方を変えると書けることが見つかります。

こう感じたらこう書き換える
言われたことをやっていただけどんな業務を、どの頻度で、ミスなく続けたか
目立った成果がない前任より早くなった・問い合わせが減ったなどの小さな変化
雑用ばかりだった周りが仕事をしやすくなるために何を整えたか
仕事を言葉にできない同じ職業の一般的な仕事内容を参考に、自分がやった部分を選ぶ

最後の「言葉にできない」場合は、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」が役に立ちます。職業ごとの仕事内容が紹介されているので、自分の仕事に近い職業を開き、使える言葉を拾ってみてください。

辞めたい理由をどう書くか迷う人は、第二新卒の転職の進め方で、退職理由を前向きに言い換える例をまとめています。

下書きができたら、人に見てもらう

自分で何度読み直しても、良し悪しはわかりにくいものです。下書きができた段階で、第三者に見てもらうのが近道です。

ハローワークの添削

ハローワークでは、応募書類の書き方の相談や添削を行っています。たとえばハローワーク梅田は、添削の相談を無料で受け付けており、利用には求職登録が必要と案内しています。受付時間や予約の要否は窓口ごとに違うので、近くのハローワークに確認してください。

転職エージェントの書類添削

在職中で平日に動きにくい人は、転職エージェントの書類添削を使う方法もあります。応募先に合わせた直し方を一緒に考えてもらえます。

まだ応募する気持ちが固まっていない人は、職務経歴を登録しておくだけのスカウト型サイトもあります。下書きをそのまま使えるので、書いたものが無駄になりません。

手が止まりやすい3つの場面

転職回数や在籍期間が短い

在籍期間が短いことは隠さず、そのまま書きます。そのうえで、短い期間でも任されていた業務と、そこで身についたことを具体的に書くと、読む側の印象が変わります。

応募先ごとに書き直すのが面倒

土台となる職務経歴は1つ作れば使い回せます。応募先ごとに変えるのは、職務要約の3行目と自己PRの一部だけで十分です。

書いているうちに辞めるか迷い始めた

書き出してみて「今の仕事で意外とできることがある」と気づくのは、悪いことではありません。下書きは転職しなくても無駄にならず、社内の評価面談などでも使えます。

まとめ

そもそも今転職すべきか迷っている人は、転職すべきか迷ったときの判断基準も参考にしてください。

自分がどの段階にいるのかを整理したい人は、転職すべきか診断で10問に答えてみてください。