20代で未経験からITエンジニアに転職するには|職種選びと準備の順番
まず職務要約3行だけ作るなら。職務要約ジェネレーター
「手に職をつけたい」「在宅で働ける仕事に就きたい」と、ITエンジニアへの転職を考える20代は少なくありません。一方で、何から始めればいいかわからず、学習サービスを比べているうちに時間が過ぎてしまう人もいます。
このページでは、特定のスクールやサービスをすすめるのではなく、決める順番と公的に使える手段を整理します。
1. ITエンジニアって、どんな仕事がある?
2. 何から始める?学ぶ→作る→応募の順番
3. お金をかけずに学ぶ方法はある?
4. 書類と面接で何を見せればいい?
5. 未経験OKの求人で、応募前に見る2か所
6. まとめ
ITエンジニアって、どんな仕事がある?
求人では「ITエンジニア」とまとめて書かれていても、日々の仕事はかなり違います。最初に「どれを目指すか」を1つ決めると、学ぶ内容も応募先も絞れます。逆に、職種を決めないまま言語や資格を選ぶと、遠回りになりがちです。
どの職種がどんな作業をするかは、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」で職業名を検索すると、仕事内容や必要なスキルが確認できます。気になる職種を2〜3個開いて、1日の仕事を読んでみてください。
接客や事務の経験は、ヘルプデスクや社内SEで「相手の話を聞いて整理する力」として活きます。今の経験の言い換え方は20代で未経験の職種に転職する方法にまとめています。
何から始める?学ぶ→作る→応募の順番
つまずきやすいのは、学ぶ期間を決めずに勉強だけ続けてしまうことです。期間を区切り、3つの段階で進めます。
1. 学ぶ:基礎を、試験で確かめる
情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験は、学んだ範囲を確かめる目安になります。
- ITパスポート試験:ITの基礎知識を幅広く問う入口の試験
- 基本情報技術者試験:システムやソフトウェアを作る人向けの基本の試験。科目Aは90分で60問、科目Bは100分で20問
どちらもパソコンで受けるCBT方式で、年間を通じて随時受けられます。受験手数料はどちらも7,500円(税込)です。資格があれば採用されるわけではありませんが、「どこまで理解しているか」を書類で示す材料になります。
2. 作る:小さな成果物を1つ
開発職を目指すなら、簡単なものでよいので自分で作ったものを1つ用意します。大事なのは出来の良さより、「なぜ作ったか」「どこでつまずき、どう調べて直したか」を説明できることです。
3. 応募する:在職中に始める
学習が一段落したら、仕事を続けたまま応募を始めるのが安全です。収入が途切れないので、焦って条件の合わない会社に決めずに済みます。段取りは在職中の転職活動の進め方を参考にしてください。
お金をかけずに学ぶ方法はある?
民間のスクールを選ぶ前に、公的な手段を確認しておくと、使えるお金と時間の見通しが立ちます。
- ハロートレーニング(公的職業訓練):ハローワークで申し込む職業訓練。受講料は無料で、テキスト代などは自己負担です。離職者向けの公共職業訓練は、期間がおおむね3か月〜2年。情報処理系のコースを設けている地域もあります。雇用保険を受けられない人(受給が終わった人を含む)は、主に「求職者支援訓練」が対象です
- 教育訓練給付:雇用保険の加入期間などの条件を満たすと、国が指定した講座の費用の一部が戻る制度。給付率の違いは未経験の職種に転職する方法の図で確認できます
公的職業訓練は主に仕事を探している人(離職者)向けです。在職中の人は、まず独学と試験で基礎を固め、退職後に訓練を使うか、教育訓練給付の対象講座を選ぶかを比べると無駄がありません。どのコースがあるかは地域で違うので、近くのハローワークで確認してください。
自社商品職務経歴書の例と面接の質問30問は、書類と面接 完全パック(note・4,980円)にまとめています
書類と面接で何を見せればいい?
未経験の応募で採用側が知りたいのは、「入社後に自分で学び続けられる人か」です。職務経歴書には次の3つを書きます。
- 今の仕事で、手順を改善したこと(表計算の関数で集計を早くした、マニュアルを作った等)
- 学習の中身と期間(何を、いつから、どれくらい。受けた試験)
- 成果物(何を作り、どこで工夫したか)
面接では「なぜITなのか」を必ず聞かれます。「在宅で働けそう」だけでは弱いので、今の仕事でITに触れて面白いと思った具体的な場面を1つ用意しておきましょう。書類全体の組み立ては経験が浅い20代向けの職務経歴書の書き方に、白紙から始める人はまず1時間で下書きする手順にまとめています。
未経験OKの求人で、応募前に見る2か所
「未経験歓迎」の求人は、入社後の育て方と働く場所が会社によって大きく違います。応募前に求人票の次の2か所は必ず見てください。
- 就業場所:自社のオフィスか、取引先の事務所で働く形か。取引先で働く場合は、配属先がどう決まるか、どんな仕事から始まるかを面接で聞く
- 研修と最初の仕事:入社後の研修の期間と内容、最初の半年に任される仕事。書かれていなければ面接で聞く
あわせて、月給に固定残業代が含まれていないかも確認します。見方は求人の年収を見るときの3つの確認点に、会社の残業や離職の数字の調べ方は公的データで会社を調べる方法にあります。
まとめ
- まず職種を1つに絞る。job tag で1日の仕事を読んで比べる
- 学ぶ→作る→応募の3段階に、それぞれ期限を決める
- ITパスポート・基本情報技術者試験は随時受験できる(各7,500円)
- 公的職業訓練は受講料無料、教育訓練給付は費用の一部が戻る
- 求人票は「就業場所」と「研修・最初の仕事」を必ず見る
そもそも今の会社を辞めて挑戦するべきか迷っている人は、転職すべきか診断で10問に答えて、今の段階を確かめてみてください。