仕事に行きたくない朝の対処法と、辞めるべきサインの見分け方|20代向け
・今朝つらいなら、体を先に動かす・気が重い予定を1つ書く・無理なら連絡して休む
・2週間の朝メモで、休めば戻る疲れか、特定の人や仕事が原因かが見える
・残業・未払い・ハラスメントには決まった相談先がある。体の不調は受診・相談が先
辞めるか残るか、10問で今の段階がわかります。転職すべきか診断
目覚ましが鳴っても体が起きない。駅に向かう足が重い。そんな朝は、多くの人が一度は経験します。
ただ「たまに」か「毎朝」かで、取るべき行動は変わります。その朝のやり過ごし方と、立ち止まったほうがいいサインを分けて整理します。
1. 毎朝行きたくないのは甘え?まず「回数」と「続き方」を見る
2. 今朝どうしても行きたくない。まずできる3つのこと
3. 休めば戻る疲れ?それとも続いているつらさ?
4. 会社を変えたほうがいいのは、どんなとき?
5. 眠れない・食欲がない。どこに相談すればいい?
6. まとめ
毎朝行きたくないのは甘え?まず「回数」と「続き方」を見る
行きたくないと感じること自体は、怠けでも甘えでもありません。疲れがたまっている、苦手な会議がある、月曜日だから。出社すれば何とかなる日も多いはずです。
気をつけたいのは、次の状態が続いているときです。
- 休日に休んでも、気分や体調が戻らない
- 行きたくない理由が、毎回同じ人・同じ仕事にある
- 眠れない、食欲がないなど、体にも変化が出ている
この場合は「気合いで行く」を続けるより、原因に手を打つほうが近道です。
今朝どうしても行きたくない。まずできる3つのこと
1. 気持ちより先に体を動かす
「行くかどうか」を布団の中で考えるほど、決められなくなります。起き上がる、水を飲む、カーテンを開けるなど、考えなくてもできることから始めます。
2. いちばん気が重い予定を1つだけ書く
「10時の打ち合わせがいや」「〇〇さんへの報告が怖い」など、スマホのメモに1行だけ書きます。漠然とした不安が1つの予定に変わると、向き合いやすくなります。
このメモは、あとで原因を見分ける材料にもなります(次の章)。
3. どうしても無理なら、始業前に連絡して休む
体が動かない日は、無理に出社しなくてかまいません。始業前に、決められた方法で上司に「体調が優れないため、本日はお休みをいただきます」と伝えれば十分です。休んだ日は、何もしない時間をとってください。
休めば戻る疲れ?それとも続いているつらさ?
行きたくない朝が何度も来るなら、1〜2週間だけ朝に1行メモをつけます。書くのは「行きたくない度(1〜5)」と、今朝書いた「気が重い予定」の2つです。
偏りがあるなら、その予定や相手について上司に相談する材料になります。上司本人が原因なら、上司と合わないときに異動か転職かを決める記事が参考になります。
毎日同じようにつらいなら、原因が「体」か「会社の環境」かを分けます。
休めば戻るなら、仕事量や予定の入れ方を見直す段階です。苦手な予定が週の前半に集中していないか、残業が増えていないかを振り返ってみましょう。
体の変化が出ているときは、転職を決める前に、まず体を守ることを優先してください(5章)。
自社商品辞めるか決める判断シートと切り出しの台本は、退職・転職スタートキット(note・1,480円)にまとめています
会社を変えたほうがいいのは、どんなとき?
次のことが理由なら、気持ちの持ち方では解決しにくい問題です。
- 長時間の残業や休日出勤が当たり前になっている
- 暴言や無視など、上司や同僚からの言動がつらい
- 残業代が払われない、約束と違う働き方をさせられている
- 相談しても、何も変わらなかった
こうした問題には、無料で使える相談先が決まっています。原因ごとの行き先は次の図のとおりです。
労働条件相談ほっとライン(厚生労働省)は、違法な時間外労働や賃金不払残業の相談を受けています。平日17〜22時、土日祝9〜21時で、匿名でも相談できます。
総合労働相談コーナーは、各都道府県の労働局や労働基準監督署などにあります。いじめ・嫌がらせ、パワハラを含むあらゆる労働問題が対象で、予約不要・無料です。
残業の時間がどこから危ないかは残業が多い会社を辞めたいときの判断、残る・辞めるの見きわめは転職すべきか迷ったときの判断基準にまとめています。
辞めると決めたのに言い出せないときは退職を言い出せないときにできること、働きながら次を探す流れは在職中の転職活動の進め方へ。
眠れない・食欲がない。どこに相談すればいい?
眠れない、食欲がない、涙が出る、朝になると体が動かない。こうした状態が続くときは、自分だけで判断せず、医療機関(かかりつけ医や心療内科・精神科など)や相談窓口に相談してください。
この記事では病気かどうかの判断はできません。専門の人に話すことが、いちばん確実な一歩です。会社に産業医や保健師、相談窓口があれば、そこでも話せます。社外の窓口は次のとおりです。
| 窓口 | 内容 |
|---|---|
| 働く人の「こころの耳電話相談」(厚生労働省) | 0120-565-455。平日17時〜22時、土日10時〜16時(祝日・振替休日・年末年始を除く)。SNS相談・メール相談もある |
| こころの健康相談統一ダイヤル | 0570-064-556。かけた地域の公的な相談機関につながる。曜日・時間は自治体で異なる |
| よりそいホットライン | 0120-279-338。24時間 |
受付時間は変わることがあるので、かける前に各窓口のページで確認してください。
入社して間もない人は、入社1年目で辞めたいときに考えることで、辞める前に確認したいお金と制度もまとめています。
まとめ
- 行きたくない朝は誰にでもある。見るのは「回数」と「続き方」
- その朝は、体を先に動かす・気が重い予定を1つ書く・無理なら連絡して休む
- 2週間の朝メモで、偏りがあるか、毎日同じようにつらいかを見る
- 残業・未払いは労働基準監督署やほっとライン、ハラスメントは総合労働相談コーナー。体の変化があれば受診・相談を先に
今の状態を整理したい人は、転職すべきか診断で10問に答えてみてください。残る・辞めるを考える手がかりになります。