職務経歴書の書き方|経験が浅い20代が1〜2枚にまとめる項目と例文の型
まず職務要約3行だけ作るなら。職務要約ジェネレーター
社会人経験が1〜3年だと、「書けるほどの経歴がない」と感じやすいものです。
でも見られるのは経歴の長さではなく「何ができるか」です。項目ごとの書き方を型で紹介します。
白紙から手が動かない人は、先に職務経歴書を1時間で下書きする手順で材料を出してから読むと、スムーズに進みます。
1. 履歴書と何が違う?職務経歴書の役割
2. どの形式で書けばいい?迷ったら編年体式
3. 何を書けばいい?入れる項目は5つ
4. 項目ごとに何を書く?書き方の型
5. 書ける実績がないときはどうする?
6. 見た目で損しない?表記のルール
7. 出す前に何を確かめる?チェックリスト
8. まとめ
履歴書と何が違う?職務経歴書の役割
履歴書は、学歴・職歴・資格などを決まった欄に書く「経歴の一覧」です。職務経歴書は、その職歴の中身を詳しく書き、実務の力を伝える書類です。
ハローワークの資料では、職務経歴書の目的は実務の力を伝えること。履歴書との重複は最小限に、とされています。
どの形式で書けばいい?迷ったら編年体式
ハローワークの資料では、職務経歴の書き方として3つの形式が紹介されています。どれにするかは、次の2問で決まります。
表で見る
| 形式 | 書き方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 編年体式 | 古い経歴から順に書く | 迷ったらこれ。経験が浅い人 |
| 逆編年体式 | 新しい経歴から順に書く | 外資系に応募する人、直近の仕事を一番見せたい人 |
| キャリア式 | 仕事の種類ごとにまとめる | 転職回数が多い・職種が複数ある人 |
ハローワークの資料でも、編年体式は一般的で、迷ったときの標準とされています。勤め先が1〜2社の20代なら、これで十分です。
キャリア式は時間の流れが見えにくいので、時系列の略歴を添えます。並べ方は転職回数が多い20代の書類の書き方で詳しく扱っています。
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何を書けばいい?入れる項目は5つ
ハローワークの資料では、必須は標題・氏名・日付・職務経歴の4つ。資格・自己PRなどは任意です。
経験が浅い人は、次の5つにしぼると1〜2枚に収まります。
琥珀色の「職務要約」と「自己PR」は、応募先に合わせて書き換える部分です。真ん中の職務経歴は、一度作れば土台として使えます。
項目ごとに何を書く?書き方の型
以下は組み立て方の型です。〇〇の部分を自分の事実に置き換えて使ってください。
1. 職務要約:最初に読まれる3〜5行
採用担当者が最初に目を通す部分です。会社・部署・担当・期間と、何を身につけたかを短くまとめます。
職種と年数を選ぶだけで下書きが出る職務要約ジェネレーターも使えます。生成AIで下書きするなら、そのまま出さない3つの確認を先に読んでおきましょう。
2. 職務経歴:会社ごとに「期間・事業内容・職務内容」
会社名は「株式会社」まで正式名称で。期間・事業内容・従業員数(わかる範囲で)・所属を添えます。
その下に、職務内容を箇条書きにします。
・〇〇(顧客/社内)からの問い合わせ対応(1日約〇件)
・〇〇の作成・管理(毎週〇件)
・〇〇の手順を見直し、作業時間を短縮
文末は「〜を担当」「〜の作成」のような名詞止めにすると、読みやすくまとまります。
3. 活かせる経験・スキル:応募先で使えるものを3つ
応募先で使えそうな経験を3つ程度選び、一言ずつ説明します。
求人票の「仕事内容」「求める人物像」と見比べて選ぶのがコツです。
4. 資格・PCスキル:取得年月と、できること
資格は正式名称と取得年月を書きます。PCスキルは「Excel:関数(VLOOKUPなど)を使った集計表の作成」のように、ソフト名とできる作業をセットにします。
5. 自己PR:強み→根拠→応募先でどう活かすか
200〜300字程度で、「強み」「それを示す仕事の場面」「応募先での活かし方」の順に書きます。
文体は「〜しました」の丁寧な形に。職務内容の箇条書きと区別がつきます。
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書ける実績がないときはどうする?
よくある4つの悩みは、書く中身を言い換えると埋まります。
数字は、思い出せる範囲の事実だけにします。面接では書いた内容を深掘りされるので、盛ると答えられなくなります。
在籍期間が短いことを面接でどう説明するかは、短期離職をした人の面接対策で答えの作り方をまとめています。
見た目で損しない?表記のルール
見た目の基本をまとめます。枚数・年の表記・手書きの筆記具はハローワークの資料で確認できる内容、ほかは一般的な目安です。
- 枚数:A4で1〜2枚程度
- 文字:本文は10.5〜12ポイント程度、フォントは統一
- 余白:詰めすぎない。特に左側は、とじるために広めに取る
- 見出し:太字や【 】で区切り、どこに何があるか一目でわかるように
- 表記:年は和暦か西暦のどちらかにそろえる
パソコンで横書きに作るのが一般的です。手書きにする場合は、黒のボールペンか万年筆を使います。
出す前に何を確かめる?チェックリスト
- 職務要約を読むだけで、どんな仕事をしてきたか伝わるか
- 職務内容に、量や頻度などの具体的な数字が1つ以上あるか
- 「活かせる経験」が、応募先の求人票の内容とつながっているか
- 会社名・資格名は正式名称か、年の表記はそろっているか
- 誤字・脱字はないか(声に出して読むと見つけやすい)
- 提出した版のコピーを残し、面接前に読み返せるか
同じ内容をそのまま使い回すのではなく、応募先ごとに職務要約・活かせる経験・自己PRを見直しましょう。
自分で直すのに限界を感じたら、第三者に見てもらうのが近道です。ハローワークでは応募書類の相談を受け付けています。
在職中で時間が取りにくい人は、転職エージェントの書類添削も使えます。無料のしくみと登録前の確認は転職エージェントの使い方と注意点へ。
まとめ
- 経験が浅いなら、編年体式・A4で1〜2枚が基本
- 項目は「職務要約・職務経歴・活かせる経験・資格・自己PR」の5つ
- 実績がなくても、仕事の量・頻度・工夫を事実で書けば中身は伝わる
- 職務要約と自己PRは、応募先ごとに書き換える
書類づくりの前に、そもそも今転職すべきかをもう一度整理したい人は、転職すべきか診断で10問に答えてみてください。