当サイトはアフィリエイト広告(PR)を利用しています

面接やインターンでセクハラ・不快な質問を受けたら|対処と相談先

2026年10月17日公開/2026年10月22日更新

この記事でわかること
・面接での不快な言動は、我慢しなくていい(2026年10月から企業の義務)
・その場は「答えない・話を戻す・離れる」のどれか1つで十分
・どこに相談すればいいかが、図で選べる

辞めるか残るか、10問で今の段階がわかります。転職すべきか診断

面接や社員との面談で、性的な冗談を言われたり、交際や結婚について根掘り葉掘り聞かれたりする。応募する立場だと「嫌だ」と言いにくく、一人で抱え込みがちです。

でも、それはあなたが我慢すべきことではありません。制度の変化と、受けたときにできることを順番に整理します。

目次
1. 応募者へのセクハラは、2026年10月から何が変わった?
2. 面接・OB訪問・LINEも対象になる?
3. その場で何と言えばいい?
4. あとで何を残しておけばいい?
5. どこに相談すればいい?
6. 眠れない・面接が怖くなったとき
7. まとめ

応募者へのセクハラは、2026年10月から何が変わった?

令和7年の男女雇用機会均等法の改正で、令和8年(2026年)10月1日から、求職者等へのセクハラ防止措置が企業の義務になりました(厚生労働省・各労働局の案内)。

これまでの義務は、主に自社の社員を守るものでした。今回から、応募者やインターン参加者など、まだ社員ではない人も守る対象に入っています。

厚生労働省の資料では、企業が講じる措置として次のようなものが示されています。

つまり「応募者が相談できる窓口がある」「面談のルールがある」ことが、企業に求められる状態になりました。

面接・OB訪問・LINEも対象になる?

なります。厚生労働省の資料では、「求職者等」には求人に応募する人のほか、採用につながる活動に参加する人や、実習を受ける人も含まれます。

対象の場面として挙げられているのは、次のようなものです。

例として、インターン中に社員が性的な冗談を繰り返し、参加者が苦痛で集中できなくなるケースや、社員訪問で性的な関係を求められるケースが示されています。

セクハラ以外の「不快な質問」も確認しておく

厚生労働省・都道府県労働局のパンフレット「男女均等な採用選考ルール」(令和8年6月作成)では、女性にだけ子どもが生まれた場合に働き続けるかを聞くこと(男性にだけ幹部候補の意欲を聞くことも)が、違法の例に挙げられています。

同じ質問をしていても、一方の性の回答だけを合否に使うことも違法の例です。

「結婚の予定は?」「彼氏・彼女はいる?」のような質問は、このパンフレットの違法例には直接は載っていません。それでも違和感があったなら、記録して相談してよい内容です。

その場で何と言えばいい?

相手は評価する側なので、強く言い返すのは難しいものです。完璧に対応する必要はありません。次の3つのうち、1つできれば十分です。

答えない「その質問はお答えを控えます」 話を戻す「仕事内容を伺ってもよいですか」 離れる「次の予定があるので失礼します」 どれか1つできれば十分

OB・OG訪問や面談で、夜の飲食店や個室、個人のLINEに誘われたら、無理に応じなくて大丈夫です。

企業には面談の時間や場所のルールを決めることが求められています。「日中に会社で」「採用窓口を通して」と伝えるのは自然な対応です。

身の危険を感じたときや、体に触れられたときは、選考のことは考えずに安全を優先してください。警察の性犯罪被害相談電話「#8103」は、警察庁の資料によると24時間受付・通話料無料で、都道府県警察につながります。

あとで何を残しておけばいい?

相談するときに一番役に立つのは、早めに残した記録です。記憶が新しいうちに、スマホのメモで構いません。

いつどこで 誰が部署・名前 何を言われたか 自分はどうしたか 言われた言葉は、なるべくそのまま書く

記録は「相手を訴えるため」だけのものではありません。相談先に状況を短く正確に伝えるための材料です。

どこに相談すればいい?

相談先は1つに決めなくてかまいません。迷ったら、次の順番で選んでください。

体に触れられた・身の危険? いいえ 学生(就活・インターン)? いいえ 応募先に直接言える? 言える言いにくい 応募先企業の相談窓口 労働局の雇用環境・均等部 はい → 安全を確保して #8103(警察) 学生 → 学校のキャリアセンター

応募先企業の相談窓口

改正後は、企業が応募者向けの相談窓口を決めて知らせることになっています。採用ページや案内メールに窓口があれば、そこに伝えられます。

相手の会社に直接言うのが怖い場合は、下の窓口から先に相談してかまいません。

学校のキャリアセンター

学生のインターンや就職活動なら、大学などのキャリアセンターも相談先です。栃木労働局の案内では、キャリアセンターの担当者と一緒に労働局へ相談することもできるとしています。

都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)

国の窓口です。就職活動中のハラスメントの相談を受け、企業への助言やトラブル解決の援助を行っています。受付時間は、お住まいの都道府県労働局のページで確認できます。

転職エージェント経由で応募していたなら、担当者に伝えておくのも一つの方法です。エージェントとの付き合い方は転職エージェントの使い方と注意点にまとめています。

次の応募先では、残業や離職の状況を公的なデータで先に確かめておくと安心です。調べ方は応募前に会社を公的データで調べる方法を見てください。

なお、面接で退職理由を聞かれること自体はセクハラではありません。答え方に迷う人は、短期離職をした人の面接対策を参考にしてください。

眠れない・面接が怖くなったとき

こうした経験のあと、眠れない、面接のことを考えると動悸がする、外に出るのがつらいと感じる人もいます。それは弱さではありません。

つらさが続くときは、早めに医療機関に相談してください。働く人向けには、厚生労働省のポータルサイト「こころの耳」で相談窓口が案内されています。

転職活動は、少し休んでから再開しても遅くありません。第二新卒の転職はいつ・どう動くかも参考に、自分のペースで計画を立て直しましょう。

まとめ

転職そのものを続けるか、今の会社でもう少し様子を見るか迷っている人は、転職すべきか診断で10問に答えて整理してみてください。

まだ就職前の学生で、こうしたことがあった企業の内定を受けるか迷っている方は、新卒向けのサイトで内定を受けるかの判断手順をまとめています。内定承諾ナビを見る

出典:厚生労働省「求職者等に対するセクシュアルハラスメント」(あかるい職場応援団)、山口労働局「職場のハラスメント防止対策」(令和8年10月1日施行・指針の案内)、警察庁「犯罪被害者白書 資料9」(#8103)。2026年10月22日確認。

この記事の作り方 → 運営者情報(記事とツールの作り方)