当サイトはアフィリエイト広告(PR)を利用しています

面接やインターンでセクハラ・不快な質問を受けたら|対処と相談先

2026年10月17日公開

この記事でわかること
・2026年10月から、応募者へのセクハラ防止は企業の義務になった
・その場では無理に答えず、あとで記録を残すことが大事
・相談先は企業の窓口、学校、都道府県労働局

辞めるか残るか、10問で今の段階がわかります。転職すべきか診断

面接やカジュアル面談、社員との面会で、性的な冗談を言われたり、交際や結婚について根掘り葉掘り聞かれたりする。応募する立場だと「嫌だ」と言いにくく、一人で抱え込みがちです。

でも、それはあなたが我慢すべきことではありません。この記事では、制度の変化と、受けたときにできることを順番に整理します。

目次
1. 2026年10月から何が変わったか
2. どんな場面・言動が対象になるか
3. その場でできること
4. あとで必ずやっておきたい記録
5. 相談先と、相談したあとの流れ
6. 心や体がつらいとき
7. まとめ

2026年10月から何が変わったか

令和7年6月に男女雇用機会均等法が改正され、令和8年(2026年)10月1日から、求職者等に対するセクシュアルハラスメントの防止措置が事業主の義務になりました(厚生労働省・各労働局の案内)。

これまで企業に義務づけられていたのは、主に自社の社員に対するセクハラ対策でした。今回の改正で、応募者やインターン参加者など、まだ社員ではない人も守る対象に入りました。

厚生労働省の資料では、企業が講じる措置として次のようなものが示されています。

つまり「応募者が相談できる窓口がある」「面談のルールがある」ことが、企業に求められる状態になりました。

どんな場面・言動が対象になるか

厚生労働省の資料では、「求職者等」には企業の求人に応募する人のほか、採用につながる活動に参加する人や、実習を受ける人が含まれるとされています。

対象となる場面として挙げられているのは、次のようなものです。

例としては、インターン中に社員が性的な冗談やからかいを意図的・継続的に行い、参加者が苦痛で集中できなくなるケースや、社員を訪問した人が性的な関係を求められるケースが示されています。

セクハラ以外の「不快な質問」も確認しておく

厚生労働省の「男女均等な採用選考ルール」では、女性にだけ子どもが生まれた場合に働き続けるかを質問することが、違法となる例として挙げられています。同じ質問をしていても、一方の性の回答だけを合否の判断に使うことも違法の例です。

「結婚の予定は?」「彼氏・彼女はいる?」のような質問を受けて違和感があったなら、それは記録して相談してよい内容です。

その場でできること

面接の場では、相手が評価する側なので、強く言い返すのは難しいものです。完璧に対応する必要はありません。次のどれか1つができれば十分です。

OB・OG訪問や面談で、夜の飲食店や個室、個人のLINEなどに誘われた場合は、無理に応じなくて大丈夫です。企業側には面談の時間や場所のルールを決めることが求められているので、「日中に会社で」「採用窓口を通して」と伝えるのは自然な対応です。

身の危険を感じたときや、体に触れられるなどの被害を受けたときは、選考のことは考えずに安全を優先してください。警察の性犯罪被害相談電話「#8103」は、内閣府の案内によると無料・24時間対応で、地域の警察の窓口につながります。

あとで必ずやっておきたい記録

相談するときに一番役に立つのは、できるだけ早く残した記録です。記憶が新しいうちに、スマホのメモで構いません。

いつどこで 誰が(部署・名前) 何を言われたか 自分はどうしたか 言われた言葉は、なるべくそのまま書く

記録は「相手を訴えるため」だけのものではありません。相談先に状況を短く正確に伝えるための材料です。

相談先と、相談したあとの流れ

1. 応募先企業の相談窓口

改正後は、企業が求職者等向けの相談窓口を決めて知らせることになっています。採用ページや案内メールに窓口があれば、そこに伝えられます。相手の会社に直接言うのが怖い場合は、次の窓口から先に相談してかまいません。

2. 学校のキャリアセンター

学生のインターンや就職活動なら、大学などのキャリアセンターも相談先です。栃木労働局の案内では、キャリアセンターの担当者と一緒に労働局へ相談することもできるとしています。

3. 都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)

国の窓口です。労働局では、就職活動中のハラスメントについて相談を受け、企業への助言や、トラブルの解決の援助を行っています。厚生労働省の資料では、受付は平日8時30分〜17時15分です。

転職エージェント経由で応募していた場合は、担当者に伝えておくのも一つの方法です。ほかの応募先を探すときの相談もできます。

なお、面接で退職理由を聞かれること自体はセクハラではありません。答え方に迷う人は、短期離職をした人の面接対策で答えの作り方をまとめています。

心や体がつらいとき

こうした経験のあと、眠れない、面接のことを考えると動悸がする、外に出るのがつらいと感じる人もいます。それは弱さではありません。

つらさが続くときは、早めに医療機関に相談してください。働く人向けには、厚生労働省のポータルサイト「こころの耳」で相談窓口が案内されています。

転職活動は、少し休んでから再開しても遅くありません。第二新卒の転職はいつ・どう動くかも参考に、自分のペースで計画を立て直しましょう。

まとめ

転職そのものを続けるか、今の会社でもう少し様子を見るか迷っている人は、転職すべきか診断で10問に答えて整理してみてください。

まだ就職前の学生で、こうしたことがあった企業の内定を受けるか迷っている方は、新卒向けのサイトで内定を受けるかの判断手順をまとめています。内定承諾ナビを見る